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「令和6年能登半島地震 緊急支援募金」募金箱へいただいたご寄付の活用報告

『10th Anniversary LIVE VIEWING TOUR 2023 -Nissy Meets You-』
会場に設置していた「令和6年能登半島地震 緊急支援募金」募金箱に、
皆さんからのたくさんの温かいお気持ちを、今日7月14日現地に届けてきました。

3月と5月に、支援物資をお届けした際にもお世話になりました、
現在も現地で活動されている[災害NGO結]様に、
現地の状況をお伺いし、支援内容を相談させていただきました。

そこで、被災した住宅の家財の運び出しや、支援物資のお届け、
また、ボランティアに参加される方々を
被災地へ案内する手段としても使用できる車があれば、
ボランティア参加者をもう少し受け入れられることができるが、
現時点だと参加人数に対して台数が足りていないことと、
どうしても高額な物なのでなかなか難しいという話を伺い、
ハイエース1台を寄付することとしました。

今回は、そのハイエースNEP号(勝手に命名しました)で、
災害NGO結さんのご協力のもと、
以下の物資を届けさせていただきました。

【支援物資】
・空調服
・塩分チャージタブレッツ
・サーキュレーター
・クールネックリング
・冷感ひんやりマットレス
・麦茶2L
・麦茶500ml

今日は町野町の大川浜で「令和6年能登半島地震復興支援プロジェクト」の一環として
「浜開き」が開催されており、災害NGO結さんがカフェを出店されていたので、
そちらには、どら焼き、バームクーヘン、ゼリー詰め合わせを差し入れさせていただきました。

大川浜はこれまで砂浜部分が少なく海水浴としてはほぼ使われていなかったのですが、
地震による海岸の隆起に伴い、砂浜が約2倍に広がったことで、
ビーチスポーツなどができるようになったそうです。

少しでも被災された方々の気持ちが休まるようにとボランティアの方々とも協力して、
カフェや食事ができたり、無料でマッサージを受けられる環境を作るなどして、
近隣の方々の交流の場の一つとして週末を過ごされていました。

しかし、漁業に関しては現時点では復興の目処は立っていないとのことでした。

能登半島地震の発生から半年が経過した今でも、
通電・通水していない地区や、現在も道路沿いに全壊の家々が並び、砂浜周辺を含め、
今もなお、損壊家屋の取り壊しなどが続いています。

一度通電・通水したにも関わらず、
大雨による落石の影響などで再度止まってしまった地区もあり、
暑い日が続く中、電気がないという過酷な環境で過ごされている方もいて、
まだまだ復旧・復興には長期的な支援が重要となっております。
「現地の被災状況を、もっと石川県外の方々に知ってもらいたい」と、仰っていました。

そして、観光業も地震の影響で観光客が減り、
石川県内の飲食店や観光業者などの売上が大幅に減少するなど、深刻な影響を受けております。

今日僕たちは現地のスーパー「いろはストアー」と「どんたく」穴水店に伺いましたが、
「どんたく」穴水店は昨日7月13日にやっと営業再開ができ、
来店されていた方々も「再開おめでとう」「食料を買いに行ける場所がだいぶ近くなって良かったー」と仰っていました。

スーパーでは石川県産の朝採れとうもろこしを買いましたが、
石川県のとうもろこしはとても甘くて美味しく、
ぜひ皆さんにも味わってもらいたいと思いました。

「能登の里山里海」を代表する絶景「白米千枚田」にも行きましたが、
高台で見晴らしの良い景色が広がって気持ちが良い場所でした。

なんと、「能登の里山里海」は、新潟県佐渡市の「トキと共生する佐渡の里山」とともに、
日本で初めて世界農業遺産に認定された場所だそうです。
能登に行った際には訪れていただきたい場所の1つです。

被害の大きな地域へ訪れることは現地の負担になりますが、
街が復興するためには観光による地域活性化も必要であり、課題になっています。

以前の姿を取り戻しつつある観光地も徐々に増えてきていて、
石川県外の方が観光に訪れてほしいと現地の方も仰っていました。

支援には色々な形があるので、少しでも支援の輪が広がる事を願います。

被害にあわれた方が1日も早く健やかな日々を過ごせるよう、
心よりお祈り申し上げます。

KO